こんにちは!
本日は冬が旬なブリの照り焼き料理をご紹介致します。
九州だけなのか全国なのかは分かりませんが、昔からお嫁に行くと嫁ぎ先から実家へブリを贈るという風習があったそうです。
「いいお嫁さんです。大切なお嬢様をいただきましてありがとうございました」といった「いい嫁ブリです」という意味が込められているそうですよ。
母もブリを一匹まるごと長崎の実家へ持って行ったらしいです。
今はクール宅急便などで送るようなのですが、昔は手に持って実家へ行き、一緒にごちそうになったそうです。
この時、縁起物には傷を付けないという意味でさばいたりしないんですが、現在では魚をさばくのが苦手な方が多いのでさばいてもらう方が喜ばれるようです。
昔から色々な風習がありますね^^
さて、ブリ料理と言えば・・・
何といってもブリの照り焼きですよね^^
では冬が旬のブリの照り焼きの作り方をご紹介いたします。
ブリの照り焼き
材料(4人分)
ブリの切り身・・・4切れ
調味料
酒・・・大さじ1
しょうゆ・・・大さじ2
しょうが汁・・・小さじ1
タレ
みりん・・・1/4カップ
しょうゆ・・・1/4カップ
砂糖・・・大さじ1/2
ブリの照り焼きの作り方と手順
1.ブリの切り身に酒、しょうゆ、しょうが汁をかけてしばらく置く。
2.みりん、しょうゆ、砂糖を弱火にかけて、はじめの2/3くらいの分量になるまで煮つめてタレを作る。
3.ブリの水気を軽くふいておく。
4.焼き網をコンロに乗せて中火にし、まず焼き網を熱する。
5.表面になる面から焼き始め、焼き色が付いたら片面も同じように焼く。
6.火をやや弱めてはけでタレをぬって返して火にかざす。
7.片面にも塗って乾いたら返して焼く。これを3回ほど繰り返してきれいな焼き色を付けて仕上げる。
ブリの照り焼き作りのコツとポイント
ポイントは網もよ~く熱してからブリを乗せる事です。
タレを丁寧に塗りながら焼くと、おいしい照り焼きが出来ます。
ブリは出世魚を呼ばれているから縁起が良いとされていますね。
ワカナゴ→ヤズ→ハマチ→メジロ→ブリと名前が変わります。
成長するに従って名前が変わるので出世をする=縁起が良いという事ですね!
ブリは温かい時期に日本海を北上し、産卵のために冬に南下します。
そのため脂がのって一番おいしい時期、いわゆる今がまさに旬です。
ちなみにブリの漢字は「鰤」と書きますが、魚編に師と書くのは「師走」の時期に一番おいしくなる魚だと言われています。
確かに今の時期にブリを買うと一番脂が乗ってる感じがしますね。
それでは本日はブリの照り焼きをご紹介いたしました。
来年のお正月の三が日には是非ブリ料理を食卓に乗せて2017年を縁起の良い年にしていきましょうヽ(^o^)丿